2009年7月6日月曜日

東工大ワンダーフォーゲル部OB会




4日は東工大ワンダーフォーゲル部のOB会に出席。最近、いろんなOB会が重なります。場所は東工大キャンパスの「顔」とも言える百年記念館(設計:篠原一男)にて。入学式のときこの建物を初めて見たときはもちろん篠原一男なんて名前も知らず、「なんじゃこりゃ」と思ったのと同時に、絶対に建築学科に進もうと思ったような気がします(東工大は2年に進学するときに学科所属が決まる)。
さて、1年に1回くらいは東工大に来る機会があるのですが、そのたびに新しい建物が出来たりしてキャンパスが変わっている。今回は「TOKYO TECH FRONT」(設計:坂本一成研究室+日建設計)が出来上がっていました。気持ちのいいエントランスが印象的です。周囲の住宅地に配慮してか建物を分散させて、かつ低く抑えられたボリュームが、オブジェクティブな百年記念館とは対照的。東工大の「顔」となる建物が増えました。
OB会の前、せっかく東京まで出かけるのだから酔っぱらう前にと、展覧会を2件はしご。ひとつはギャラリー間でやっている「アルベルト・カンポ・バエザの建築」展。知らなかったんですが、こりゃスペインの安藤忠雄だ!っていう感想を持ちました。しゃべり方(当然スペイン語ですが)とか言ってることとかが特に似ているというわけではないのですが、なんとなく。それともうひとつの展覧会が吉村準三ギャラリーでやっている「葉山の家」展です。毎回ひとつの作品にテーマを絞って展示されていて、設計を実際に担当した人から話が聞けたりしてとても勉強になります。
OB会のほうはワンダーフォーゲル部の創設者である山下和正先生もいらしてました。ワンゲルの山小屋(山下先生の設計)建設の苦労話などが聞けて楽しかったです。
同期は僕一人でしたが、年代の近い後輩たちと二次会。あー、また酔っぱらってしまいました。でも充実した土曜日でした。

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